新しい動画をYouTubeに投稿しました!
前回のあらすじ
授業中に描いていたトリックアートが、
父のFacebookで知り合いの文具メーカーの方(以下 Tさん)の目に止まり、
「Mozuくんのトリックアートすごいからノートにして販売したらどうでしょう!」
とお声がかかり、トリックアートノートの制作が開始。
…と、これが私が中学3年生(14歳)の頃のお話です。
「…ん?でもトリックアートノートが販売されたのってMozuくんが高校を卒業して19歳になってからだよね?その間5年間は何してたの?」
そう、制作開始から販売まで5年もかかっているのです。それはなぜかというと…
・自分の作品に自信がなかった
中学3年生の頃の私は、自分の作品をまだ世間に出しておらず
(Twitterはおろかスマホを持っていませんでした)
「自分の作るものは誰でも作れる当たり前のもの」
という認識がありました。
つまり
「自分の書くトリックアートなんてそんな凄いものじゃないから商品にしても売れないのではないか」
という思いがあったんです。
そんな思いからノート制作に気が乗らず、Tさんとの連絡も薄くなり、
いつしか家族内で「ノートの話は無くなったんじゃないか」という話まで出てきました。
・トリックアートがオワコンに
さらに、高校生になってからはミニチュア・ジオラマ作品の制作に熱が入り、
自分の中ではトリックアートはオワコン(終わったコンテンツ)になっていました。
自分の作品に自信が無く、トリックアートにさして興味もない。そんな状態ではノートの制作が進むわけもありませんでした。
・人生を変える出来事が…
そんな時、私の人生を大きく変える出来事が起こりました。
転機が訪れたのは高校2年生の頃。
私のクラスメートがLINEにて
「君の作品凄いから私のTwitterで紹介してもいい?」
と言ってきたのです。当時の私はTwitterを全く知らなかったので、まぁ別に何も起こらないだろうと気軽にOKを出しました。
翌日。
その友人から
「凄いことになってる…!!5万いいね超えた…コメントが300件くらい来てるよ…!!」
とLINEが来ました。
私は、まるでピンときませんでした。
(…いいね?コメント?それ凄いのかな…まぁでも友人が驚いてるから凄いのかな。)
くらいの気持ちでした。
事の重大性に気がついたのは翌日のことでした。
テレビ局から「Twitterで話題のジオラマを取材したい。」
と電話がきたのです!それも2件。
その翌日には家に取材が入り、次の日には放送。
そしてたくさんの方からお褒めの言葉をいただき、ようやく「もしかして凄いのかも」という自身が出てきたのでした。
ここから積極的に作品を公開するようになったのはいいのですが、ますますミニチュア制作に力が入り、トリックアートノートの計画は完全に忘れ去ることとなるのでした。
これが高校2年生の頃のお話です。
・トリックアートが驚異の◯◯万いいね超え!
その後もジオラマ作品やコマ撮りアニメを発表し、高校も卒業して18歳になった頃。
久しぶりにトリックアートを描いてみようと思いました。
題材は、もちろん昔に描いて楽しかった三角定規。
美術系の高校を卒業して画力も上がっていたので、昔描いた三角定規とセットでTwitterに投稿しました。
これも、そんなに反応は無いだろうと思っていたのですが…
なんと、翌日起きたら24万いいね超え。
↓
バズると心ないコメントが目立つのがTwitterなので、500件以上あるコメントを見るのが怖く、朝布団の中で震えていたのを覚えています。
しかし、思い切って見てみると
「凄い!」「本物にしか見えない!」「他の作品も見たい!」
などのポジティブな意見ばかりで、胸がいっぱいになりました。
これは昔話が出たトリックアートノートを作る絶好のチャンスなのではと思い、再び文具メーカーの方に声をかけてトリックアートノート製品化のクラウドファンディングがスタートしました。
そして、Tさんの地道なPRや記事の制作の甲斐もあり、最終的には600%超えの支援金300万円を頂き、販売に至ったのでした。
実物は現在も販売中ですので、自分で楽しむのはもちろん、おみやげ・話題作り用にどんどんご購入してください!
・しかし、ここからが本番なのです…!
ここまでお付き合いありがとうございました。
そして次回は、このノートが延べ3万部を突破する大ヒット商品となった、あるキッカケをご紹介致します。
お楽しみに〜!
コメントをお書きください
ゴロー (日曜日, 21 7月 2019 20:27)
自分にしか出来ないものを、そうじゃないんだよと気づくまでの全ての人に感謝(*^^*)MOZU君に出会えたファンの1人として貴方の今はTwitterには居ないツイデビュー&バズらせてくれたお友達のツイ友として、見ていてくれますようにと七夕過ぎの願いにて。
まり (日曜日, 21 7月 2019 21:47)
懐かしいです。
たまたま熱で会社を休んだ時に病院のテレビで番組を見ました。
あまりのリアルさにテレビの画面をスマホで撮って、家で検索しましたよ。
出会わせてくれたお友達に感謝しています。
この才能がホントに埋もれなくて良かった。
もち (土曜日, 28 8月 2021 11:40)
本物にしか見えません…私も頑張って描いてみます、これからも頑張ってください�
マナっち (土曜日, 25 6月 2022 16:03)
ほんとに絵?
簡運期 (日曜日, 17 7月 2022 10:35)
上手い!穴を描いてみたけど、全然だめ
階段のトリックは、うまくいった。
デッサンやって欲しい・・・
ペーペー (水曜日, 16 8月 2023 10:50)
マジですごい!!!!!これは一流芸術家も参っちゃうね!物凄く素晴らしい作品です。まさかきっかけが
落書きだったなんて…!こんな才能ある方初めて!!!!!私が中学時代描いていたセンせの顔(これも結構ひどく描いてたけど)が、なんかゴミのカケラのように感じる!
元スケ番 (水曜日, 16 8月 2023 10:54)
すっげぇなこりゃあ。中々かけねぇぜこんな素晴らしい絵をな!天才なんじゃねの?これこそ国宝だな!自信もっていいし自慢できんな(←『自慢できんな』は、自慢できるねっつーこと)
ねおん (土曜日, 16 9月 2023)
まじで凄い、、、。
本物にしか見えないし天才的! 私も書いてみようと思います。
さなまる (土曜日, 16 9月 2023 13:52)
「本当に絵?」ってくらいクオリティ高いし、天才!
がちで授業中書くわ(笑)
フェルト (金曜日, 29 3月 2024 15:14)
僕にもトリックアートの書き方をを教える第三段も作ってほしいです。どうかよろしくお願いします。